グッドショップ探訪
2010年11月号 掲載
ozie
商品企画は「売り方をイメージ」
「2005年から始まった「クールビズ」もすっかり定着した感がある。当初は、単にネクタイを外しただけというスタイルも目立ったが、最近はノーネクタイを前提としたワイシャツを着こなすサラリーマンも増えている。
柳田織物が運営する「【ozie】(オジエ)」では、ノーネクタイ専用シャツを豊富に取り揃えていることもあり、近年業績を拡大している。クールビズが始まった当時は、まだノーネクタイ用のシャツを揃えたネットショップが少なく「リスティング広告が効果を発揮し、認知度が大きく高まった」(柳田敏正専務取締役)という。売り上げが最も多いのはクールビズの始まる6月。汗を吸いやすい麻のシャツが売れ筋だ。
シャツ専業メーカーの同社が「卸だけではやっていけないと思って」(同)通販サイトを開設したのは02年のこと。セレクトショップでの勤務経験のある柳田専務が、顧客目線を重視し商品の企画を手掛けている。
最近は競合も増加しているが、最大の強みとなるのが「顧客のニーズに合った商品を企画・製造できること」(同)。宣伝文句や商品紹介など、まずは通販サイトでどういった売り方をするかをイメージしてから商品を企画するのだという。
トレードセーフが提供するトラストマークを導入したのは昨年の秋。柳田専務は「周囲の実績のあるショップが導入していたことや、モバイルサイトでも使えることが大きかった」と導入理由を説明する。自社サイトを強化していく上では「お客様に安心感を持っていただくための投資は必要だろう」と話す。
今後はさらなるブランド力の向上を図る。「サイト内に当社の理念や方針を明記したり、コンテンツを充実したりすることでファンを増やしていきたい。また、ユーザビリティーにもまだまだ 改善の余地がある」(同)。
トラストマークとは?
通販サイトを審査・認定する、日本で唯一の第三者認証機関㈱TradeSafeが付与する、信頼できるショップの目印。北国からの贈り物、山田養蜂場などの大手サイトも導入している。
サイト名は、フランス語で「柳の小枝」という意味の「osier(オジエ)」をもじった造語という。現在の取り扱い商品数は、SKU単位で約1000で、すべて自社企画のオリジナル。
グッドショップ探訪
【ozie】(オジエ)
http://www.ozie.co.jp/
