グッドショップ探訪

2009年11月号 掲載
北海道わけあり市場

「わけあり」もマークで安心

不況の影響からか、「わけあり商品」が昨年の秋頃から人気を集めている。形や色が規格から外れていたり、包装が一部破れていたりする商品を通常より安く提供するというものだ。ただ、食材の場合、いくら味には問題がないといっても「わけあり」と言われると少し不安になるもの。いかに「安さ」の理由を納得してもらえるかが重要となる。

北の達人コーポレーションが運営する「北海道わけあり市場」では、産直のわけあり商品を販売している。サイトを開設したのは2007年。わけあり商品の人気の高まりとともに、売り上げも拡大しているようだ。

同サイトでは、その名の通り北海道の食材を取り扱っている。販売しているのは、足が折れたカニ、端が切れているタラコ、割れたチョコレートといったもの。正規品として販売できない食材を業者から仕入れ、安価に提供しているわけだ。もちろん、「安かろう悪かろう」という商品は取り扱わない。スタッフはすべての食材を販売する前に試食、納得したものだけをサイトに掲載するという徹底ぶり。そして、消費者に安心して購入してもらうために、販売ページには「サイズが不揃い」「刺身に加工する際の切り落とし部分」など、写真を豊富に使って安さの理由を説明している。

08年にはトレードセーフの「トラストマーク」を導入した。「『わけあり』という言葉に良くないイメージあるのは確か。お客様の不安を取り除くためには第3者からの認証が必要ではないかと考えた」(広報担当の田中秀将氏)。すでにマーク導入から1年が経過しているが、初めて購入する消費者からの問い合わせが減るといった効果が出ているようだ。田中氏も「“安心”をうたうトラストマークには説得力がある」と話す。  北海道以外の食材の取り扱いも始めた同サイト。「わけあり商品」のパイオニアとして知名度がさらに高まりそうだ。

北の達人コーポレーションは、今年3月に北海道・シーオー・ジェイピーから社名を変更。北海道の特産品を販売する「北海道・しーおー・じぇいぴー」とわけあり商品を紹介するサイト「わけありグルメニュース」も運営している。


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北海道わけあり市場
http://www.wakeichi.com/

   
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