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グッドショップ探訪
2009年10月号 掲載
近江牛ドットコム
安心・安全への取り組みは「継続が大切」
自分が食べている食材が、誰の手でどのように育てられているのかを把握している人は少ないのではないか。食に対する不安が広がる昨今。消費者に安心して購入してもらうためにはどうすればいいのか。インターネットの利点を生かした取り組みにより、その答えに行き着いたのがサカエヤが運営する近江牛専門の通販サイト「近江牛ドットコム」だ。
01年に発生したBSE(牛海綿状脳症)が社会問題となり、食肉業界は大きな打撃を受けた。「安全性を最優先しなければ」と考えた新保吉伸社長、03年に通販サイトを全面的に刷新した。
最大の特徴は、独自のトレーサビリティーシステムの導入だ。牛の固体識別番号を入力すると、屠畜検査書や生産履歴などのほかに、その牛が飼育されていた牧場の情報を詳しく紹介する「生産牧場情報」を見ることができる。独立行政法人ならいざ知らず、こうしたサービスを展開している通販サイトは非常に珍しい。さらに、商品を送付する際には生産牧場の資料も同封する。ギフト需要を考慮したきめ細かいサービスだ。 安全を重視する姿勢は、すぐに売り上げに反映されるものではないだけに「自己満足ではないか」(新保社長)と悩んだこともあるという。しかし、消費者からの感謝の声やリピート率の高さが励みとなり、「続けていくことこそが重要」と悟ったのだという。
8月にトレードセーフの「トラストマーク」を導入。「商品の信頼性と通販サイトとしての安全性は別。証明できる何か良い手立てはないか」と考えていた新保社長。買い物かごシステムを刷新する際にサービス導入の提案を受けたそうだが、 まさに「渡りに船だった」という。
商品とサイトの安全性、双方をアピールできる体制になった同サイト。新保社長は「サイトをじっくりと読み、納得して購入してもらいたい」と話す。
サカエヤは滋賀県に精肉店を展開。卸売業も営む。通販サイトは1998年に開設、03年の刷新後は消費者への情報公開を重視している。近年は近江牛1頭をまるごと使ったカレー「近江牛専門店が極めたカレー」がヒット。
グッドショップ探訪
近江牛ドットコム
http://www.omi-gyu.com/















