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グッドショップ探訪

2009年9月号 掲載
水郷のとりやさん

新鮮な鶏肉と“まるごと串”でアピール

インターネットの普及により、顧客の減少に悩む地方の小売店でも簡単に販路が広げられるようになった。とはいえ、環境が整えば整うほど、競合もまた星の数ほど生まれるわけで、何かしらのアピールポイントがなければ、消費者に振り向いてもらえないのは当然だろう。

千葉県香取市に店舗を構える、須田本店が運営する「水郷のとりやさん」は、鶏肉・鶏卵、そし加工品をネット販売する鶏肉専門店だ。

販売しているのは「水郷どり」と呼ばれる鶏肉。ブロイラーよりも長い期間をかけて、放し飼いでのびのびと育てられるだけに、うまみが違う。さらに、鶏は熟練した職人が手でさばく。工場で鶏をさばく際の「吊るし切り」よりも効率は落ちるものの、肉の繊維を傷つけることなくきれいに処理されるのだという。その日にさばいた鶏をすぐに発送。新鮮なおいしい鶏が消費者に届くわけだ。

もう一つのポイントは、焼き鳥やローストチキンといった鶏の加工品や料理を販売していること。特に人気なのは「水郷どりまるごと一本バーベキュー串」。水郷どりの肉や内臓など12種類の部位を串にさした贅沢なもので、長さは27㎝。「一本の串でいろいろな味を楽しみたい」という消費者の声に応えたものだという。テレビや雑誌などで取り上げられたこともあり、サイト自体の知名度も増したようだ。

7月にはトレードセーフの「トラストマーク」を導入。店主の須田健久さんは「仮想モールには保障制度があるが、自社サイトにもお客様が安心できるシステムが必要だと考えていた。離脱率の低下などに役立てば」と語る。 今後は、季節のイベントなどシーンに合わせた鶏料理の提案や、海外のおいしい鶏肉の販売も予定。「マンネリ化しないように商品力を強化したい」(須田健久さん)という。

創業は大正10年。販売する「水郷どり」は同社が独自で生産・飼育していたが、現在は鶏肉生産会社の契約農家が、須田本店と同じ環境で生産している。飼育方法にこだわった鶏だ。


グッドショップ探訪
水郷のとりやさん
http://www.suigo.co.jp//

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