グッドショップ探訪

2009年7月号 掲載
うなぎ 浜名湖山吹

「安心感」与える老舗専門店

夏本番にはまだ間があるが、夏に食べるスタミナ食といえばウナギが定番。しかし、最近はウナギでも中国産を国産と偽るなど、産地偽装が大きな問題となっている。そんな中で、消費者が納得して買える“真の”国産ウナギへの需要が大きく増しているようだ。

やまぶきが運営する「浜名湖山吹」では、蒲焼き・白焼き・佃煮など、ウナギ関連の食品を取り扱う。販売しているのは、国産の養殖ウナギや浜名湖の天然ウナギを加工したものだ。養殖ウナギに関しては、どこの養殖池から入荷したかを毎回チェックしているという。

親会社となる浜名湖山吹は、主に百貨店でウナギ関連の商品を販売しており、これが消費者に安心感を与える要因となっているようだ。利用者は40代が中心で、サイトを見た50~60代の顧客が電話やファクスで注文してくることも多いそうだが、中高年層に与える安心感が購買に結びついていると言えるだろう。

ネット販売を始めたのは1997年のこと。やまぶきの佐藤清也社長は「知り合いのインターネットサービスプロバイダーの社長に誘われて始めた」と当時を振り返る。軌道に乗り始めたのは2000年頃。売り上げも年々拡大し、現在は楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモールも合わせて、年商は1億7000万円に達している。

人気は「うなぎ長蒲焼き(中)」。実は、これよりも大きいサイズのウナギは味も大味で、小骨が多くて食べづらいのだという。また、ヒレ、背ビレ、尾、向こう骨などを取り除いているため、口あたりは抜群。老舗ならではの心遣いといえる。

今年3月にはトレードセーフの「トラストマーク」を導入。「少しでもカゴ落ち率を下げる効果があれば」と語る佐藤社長だが、顧客からの信頼感はますます高まりそうだ。

浜名湖産を中心に、養殖・天然のウナギを加工した食品を幅広く取り扱う。運営するやまぶきは、老舗ウナギ専門店の浜名湖山吹から3年前に分社した。社名の「山吹」は太田道潅と山吹の故事からとったものだという。


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うなぎ 浜名湖山吹
http://www.yamabuki.co.jp/

   
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